yumeka iroiro

コンセプト【そういえば今日、あの人は何について書いているんだろう】

ChatGPT教えて 20歳のときに知っておきたかったこと

今「20歳のときに知っておきたかったこと」というタイトルの本を読んでいるが、かなりレベルの高い人ばかりがでてくる本だと思った。もし今私が若かったら「そりゃねぇー。それだけ優秀だったら」というなんともいえない感情を抱きながら友人に共感を求めていたかもしれない。しかしその感情も年齢相応の経験によって解消され読書を継続しているが、ふと標準的なネット情報の知識で20歳のときに知っておきたかったこととは何かを調べてみたくなった。そこで今流行りのChatGPTの出番だ。ChatGPTは学習済みのモデルとして巨大なデータセットから学習しており、一般的にはインターネット上のWebページや記事、書籍、ニュース、社会言語学的なコーパスWikipedia、など多数のソースから情報を収集しているので適任だと思って聞いてみた。そして得られた回答がこちら。

                                                                   ChatGPT

私は人工知能であるため、経験を持ちませんが、人間として20歳のときに知っておきたかったことについては、以下のように考えます。

1.自分自身をよく知ること

自分自身の強みや弱み、興味、価値観を知ることは、人生での意思決定やキャリアの選択に役立ちます。自己認識を深めることは、自己成長のための基盤を築くことにつながります。

2.健康的なライフスタイルの習慣を身につけること

20歳は健康な身体を維持するための習慣を身につけるのに最適な時期です。バランスのとれた食事、運動、十分な睡眠など、健康的なライフスタイルを維持することは、将来の健康につながります。

3.自己投資をすること

学びを続けることは、将来にわたって自分自身の価値を高めることにつながります。学校に通うだけでなく、自己投資をすることで、自己成長を促し、自信を持って新しいチャレンジに挑戦できるようになります。

4. 経済的な知識を身につけること

お金の管理や投資の基本的な知識を身につけることは、将来の財政面での安定につながります。若いうちから節約や投資の習慣を身につけることで、将来の夢を実現するための資金を確保できるようになります。

5.多様性とインクルージョンについて学ぶこと

多様性とインクルージョンについて理解することは、社会的な問題に対処するために重要です。異なる背景や文化、価値観を理解し、尊重することで、より幅広い視野を持ち、共に働く上でのコミュニケーションや協力に役立ちます。

うーん 。冒頭からそりゃそうだと思った。「人工知能であるため、経験を持ちません」かぁ。苦笑いしながら、もっとプロンプト(ChatGPTが応答を生成するための命令文)を勉強しようと思った(笑)

またこのChatGPTが作ってくれた文章を眺めながら、自分の経験と照らし合わせて私が10代に戻れるのならどれを優先して取り組むだろうと考えてみた。考えた結果、自分の価値観を知り、それを大切にまもれる習慣を身につけておきたかったと思った。要はブレない軸を手に入れておくべきだったと。

なぜなら日常が忙しくなるにつれ、直近の緊急性の高い物事への対処に追われ、自分と向き合う時間が作れず、徐々に自動運転モードに切り替わる罠が待ち受けていたからだ。そして私は流れに身を任せるというラクな選択をし、自分の価値観と向き合う時間を自ら放棄してその罠にどっぷりとはまっていった。いや正確に言うと何かが違うし、なにかヤバいという前兆は感じていたと思う。しかし自分の価値観の優先順位が入れ替わるものだという考えがなかったこともあり、その変化に戸惑い、どうしていいか分からずに気づいていないふりをしてすごしていた。

私の職場環境は仕事を続けることが当たり前の人達ばかりだ。退職した人もいるが数人で、それも勤続年数が浅い時期に退職された人がほとんどだった。しかし優秀な人ほど退職が早いと思っていたため退職者に話を聞きに行ったが、やはり自身の価値観を大切にし、向き合う時間を確保されていた。私とはまったく違った。

そして自分の価値観と素直に向き合い続けている方の表情は、自信に満ち溢れた強さがあった。しかし一緒に居ると穏やかで落ち着いた心地よい余裕が感じられ、居心地が良かった。